ソフトバンクの上林誠知外野手が21日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改に臨み1150万円ダウンの年俸5350万円でサインした。(金額は推定)
上林は2年連続で打率1割台と低迷。今季は69試合出場で打率1割8分1厘、6本塁打、20打点、8盗塁の成績だった。昨季まで3年続けていた2桁本塁打も途絶えた。
更改後の会見では不調の要因の一つにメンタル面を挙げた。「完璧主義者なところがあって、少しでも嫌な部分があるとショボンとしてしまっていた。自分に厳しすぎた」と反省。そのうえで「自分に優しくしたい」と珍目標を掲げた。一時は侍ジャパンの常連だった好打者が来季の巻き返しを誓った。