ヤクルト・高津監督 正捕手争い「横一線」ドラ3内山壮の急浮上も
ヤクルト・高津臣吾監督(52)が来季の正捕手争いについて「横一線」の状態と強調した。2年連続最下位に終わった今季は中村と嶋の主力捕手がともにケガで長期離脱。計54試合でスタメンマスクをかぶった西田らがその穴をカバーした。
チームをけん引する扇の要は低迷脱却のカギを握る重要なポジションの一つ。高津監督は「こいつに任せたいという人を決めたい」と力説した。
全試合出場を目指す中村に嶋、西田の経験豊富なベテラン勢に加え、そこにくさびを打ち込む存在の松本直、古賀といった若手も正捕手奪取に虎視眈々(たんたん)。さらに、今後のアピール次第ではドラフト3位・内山壮(星稜)がダークホースに急浮上するという可能性も…。指揮官が掲げる競争で、チーム力の底上げを図る。