ソフトバンク・周東、倍増提示を保留「整理したい」

 ソフトバンクの周東佑京内野手(24)が18日、契約更改交渉に臨み、今季年俸2000万円からほぼ倍増となる4000万円前後の提示を保留した。今オフ球団2人目の契約保留者となった。(金額は推定)

 プロ3年目の今季は50盗塁を記録し、自身初の盗塁王を獲得。10月16日の楽天戦から同30日の西武戦にかけては日米を通じて最長となる13試合連続盗塁も記録するなどし、コミッショナー特別賞も受賞した。

 本人は「金額に不満があったわけではない。試合数が少ない中での50盗塁は評価していただいた。ただ、自分の中でもっと整理したい部分があったので一度持ち帰らせてもらって、時間をかけて話し合いたいと思った」と説明。時折、笑みを浮かべながら「本塁打王、打点王、首位打者がクローズアップされやすいが、走塁を武器としてきた自分としてはもっと走塁の価値を高めたい」と語った。

 “走り屋”の地位向上というテーマを掲げ、次回交渉に臨むことになりそうだ。

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