ソフトバンク・長谷川は1000万減 コロナで離脱「ブランク感じた」【NPB】

 ソフトバンクの長谷川勇也外野手が16日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改を行って1000万円減の年俸7000万円でサインをした。(年俸は推定)

 今季は5年ぶりに開幕スタメン出場を果たすも、7月7日に右脇腹の筋挫傷で登録抹消された。その後、思わぬアクシデントに見舞われた。ファーム調整中の8月1日新型コロナウイルスの陽性判定を受けて、約1カ月間チームから離れた。

 「その期間はあっという間に時間が過ぎて、長くは感じなかった。だけど、練習に合流して試合に復帰してブランクの大きさを感じることがありました」

 それでも9月29日に一軍に復帰。今季トータルの成績は29試合出場、打率.224、1本塁打、7打点と振るわなかったが、10月15日のオリックス戦ではプロ14年目で初の満塁弾を放つなど存在感を示した。また、日本シリーズ第3戦で見せた気迫のヘッドスライディングを見せて、ファンの胸を打った。

 シーズン終了後は保有する海外FA権の行使も示唆していたが、12月2日に権利を行使せずに残留することを表明。「他球団の評価を聞いてみたい気持ちはあった。もし移籍したら出場機会が増えたり、好条件もあったりしたかもしれない。だけど、それで選ぶのは自分らしくないと思った」と改めてチーム愛と福岡への愛着を示した。

 「来季は一年間どっぷりと野球をやる。それしかない」

 2013年にはパ・リーグの首位打者と最多安打に輝いた好打者が、力強く巻き返しを誓った。

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