楽天から移籍の巨人・高梨が7000万円で更改 日本Sでのリベンジ誓う

契約更改を終えた高梨=球団提供
契約更改後のリモート取材に応じる高梨=球団提供
契約更改交渉後のリモート取材に応じる高梨=球団提供
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 巨人・高梨雄平投手(28)が15日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2200万増の7000万円でサインした。(金額は推定)

 7月14日に楽天からのトレード移籍で加入が発表された左腕は、7月22日・中日戦で移籍後初登板を果たすと、そこから15試合連続無失点。44試合に投げて1勝1敗、防御率1.93の数字をマークし、リーグ連覇を成し遂げたチームにとってなくてはならない存在となった。

 今季を「投球自体は今まで足かけ2年くらいかけてやっていたことがパフォーマンスとして出せた1年だとは思います」と振り返り、直球の強度に重きをおいて取り組んだ成果が実を結んだことを明かした。

 しかし日本シリーズでは4連敗でまさかの敗退。「本当に来年勝ちたいなという思いがすごく残りました。もっと僕もできたと思うし、ジャイアンツってこんなものじゃないなっていうのがすごく、半年くらいチームの中に入って戦っていて、思うところだったので」とかみしめるように語った。

 来季に向けては「開幕して、まずはレギュラーシーズン優勝することが大事ですけど、またジャイアンツの力になりたいなっていう思いです」と話し、目標には「30ホールド」と「防御率0点台」を掲げた。

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