オリックス・安達が現状維持でサイン 10年目へ「目をトレーニング」【NPB】
オリックス・安達了一内野手が15日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉に臨み、9000万円の現状維持でサインした。来季が年俸変動制3年契約の3年目。(金額は推定)
今季は78試合で打率・289、2本塁打、23打点、15盗塁だった。
「チームが勝てなかった。自分とか年齢の上の方なので責任を感じている」
2016年に国の難病指定となっている潰瘍性大腸炎を発症。首脳陣との話し合いにより、週休2日でシーズンを乗り切った。
「そのやり方で成績も良くはなっていた。ずっと出たい気持ちはあるけど、体調が悪くなるのも嫌。ただ、ショートはずっと出ないといけないポジション。もちろん僕が出て優勝するのが一番いいが、若い選手が出てきてハネのけてレギュラーになってくれたらチームはもっと強くなるという思いもあります」
複雑な心境を吐露した。簡単に定位置を譲るつもりはない。「守備で一歩目が遅くなっている気がする。目が一番大事だと思う。ビジョントレーニングなど目をトレーニングしようと思っています」
10年目となる来季へ向けて、意欲を示していた。