楽天は１２日、来季の新外国人として前タイガースのブランドン・ディクソン内野手（２８）、前マーリンズのアダム・コンリー投手（３０）との契約合意を発表。ともに１年契約でディクソンは年俸１００万ドル（約１億４００万円）、コンリーは７０万ドル（約７２８０万円）で合意した。（金額は推定）

　石井新監督就任後、第１弾となる２選手の補強だ。ディクソンは「この機会をいただいてスーパーエキサイトしている」とコメント。１９年にはタイガースでチームトップの１５本塁打を放った長打力を備えるが、持ち味はそれだけではない。

　ＧＭ兼任の石井監督は「内外野守れる選手で、走塁に関しても手を抜かずにでき、走攻守すべてにおいてＣｈａｒｇｅ！してくれる選手」と評価した。

　メジャー通算１７４試合登板のコンリーは長身から投げ下ろす直球が武器の救援左腕。石井監督は「打者の左右に関係なく、１イニングを投げ切る力のあるボールがある」と大きな期待を掛けていた。