巨人・小林、複数年契約だった 現状維持の1億円で更改「ケガで離脱、悔しかった」
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巨人・小林誠司捕手(31)が9日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1億円から現状維持でサインした。昨オフに球団と複数年契約を結び、勝負の1年だったが「ケガで離脱することが一番悔しかった」と厳しい表情で振り返った。(金額は推定)
今季は6年連続開幕マスクをかぶったが、6月21日・阪神戦(東京ドーム)で死球を受けて左尺骨を骨折した。完治した後9月に1軍再昇格を果たしたものの、打撃不振でファームに降格し、その後の2軍戦で右手人さし指を負傷。ケガに泣き、1年を棒に振った。
自主トレは所属していた日本生命の施設を利用し、一から出直す。「自分が一番下手くそなんだと思った中で一から勝負していきたい」と小林。「僕の中では開幕、スタートから出たいという気持ちも強いし、出るという気持ちでしっかり準備する」と力を込めた。