DeNA・伊藤光が現状維持でサイン「監督が考えていることを試合で表現する」
DeNA・伊藤光捕手(31)が8日、横浜スタジアム「NISSAN STAR SUITES」で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億1250万円で更改した(金額は推定)。
今季は故障もあり移籍後最少となる30試合で打率・216、0本塁打、6打点の成績。7月の巨人戦では二回終了後に懲罰交代させられるなど屈辱にまみれた1年だった。「2度と同じことをしたくないシーズンでした」と悔しさをにじませ、「体作りをしっかりして、結果を出す準備をしていきたい」と巻き返しを誓った。
スタートダッシュの失敗を反省点に挙げた。広島との開幕戦、2戦目にマスクをかぶり計15失点で連敗。「開幕してからスタートダッシュでうまくいかなかった。僕的には試合に勝つことが一番大事なんですが、自分が開幕マスクをかぶって、なかなか勝てずにいた」と捕手としての責任感を口にした。
来季は三浦新監督で23年ぶり優勝を目指す。「監督が考えていることを試合で表現するのがキャッチャーの仕事。三浦さんが監督になって初めてのシーズンなので、そこに戦力として入ってチームの勝利に貢献できるように」と意気込んだ。