日本ハム FA小川獲りへ 有原ポスティング、先発投手陣の整備急務
日本ハムが国内FA権を行使したヤクルト・小川泰弘投手(30)の獲得交渉に乗り出すことが5日、分かった。既に調査は進めており、交渉が解禁される6日から本格的に動き出す。
チームは2年連続5位からの巻き返しへ、先発投手陣の整備が急務だ。さらに昨季リーグ最多の15勝を挙げるなど先発陣を支えてきた有原が、ポスティング制度を利用して米大リーグに移籍する可能性がある。
一方、小川は今季20試合に登板し、5年ぶりの2桁勝利となる10勝をマーク。8年連続で100イニング以上を投げるなど、先発ローテーションの一角として十分に期待できる。
日本ハムはこれまでFA選手の獲得に積極的ではなかった。しかし、5年ぶりリーグ優勝を目指す来季に向け、新戦力の獲得に本腰を入れていく。