オリックス若手5選手が昇給 漆原は780万増の1200万円 来季は守護神宣言

 オリックスの吉田凌投手(23)ら9選手が3日、大阪市内の球団事務所で契約更改。吉田をはじめ、広沢伸哉内野手(21)、佐野皓大外野手(24)、漆原大晟投手(24)、鈴木優投手(23)の5選手が昇給を勝ち取った。(金額は推定)

 吉田凌は1020万増の1600万円でサイン。プロ5年目の今年はキャリアハイの35試合に登板したほか、プロ初勝利&初ホールドをマーク。「今年、やっとある程度の成績を残せたのでよかった」と充実感を漂わせた。

 70万増の550万円で更改した広沢はプロ3年目の今季1軍デビュー。20盗塁をマークした佐野は310万増の1600万円。11月には第1子となる女児が誕生し「頑張らないといけない」と表情を引き締めた。

 漆原は780万増の1200万円で更改。今年は、春季キャンプ中に支配下登録を勝ち取り、8月23日に1軍昇格。同日の西武戦で1軍初登板を果たし球団では93年金田政彦以来、27年ぶりのプロ初登板初セーブを記録した。

 今年の漆原は22試合で2セーブ5ホールド、防御率3・42。来年に向けて「九回を投げて試合を締めるのは、すごいプレッシャー。そこで自分のパフォーマンスを出せるように向上したい」と、守護神のポジション獲りへ意気込んだ。

 鈴木は420万増の950万円でサイン。都立・雪谷出身で今年がプロ6年目。先発した7月1日・西武戦でプロ初勝利。高卒の都立高出身者では史上初となる白星を挙げるなど、今季13試合で1勝3敗1セーブ2ホールドで防御率6・52だった。

 一方、竹安大知投手(26)は200万減の1600万円、この日、支配下復帰されることが発表された山崎颯は20万減の450万円、頓宮裕真捕手(24)は300万減の900万円で、それぞれ更改。沢田圭佑投手(26)は保留した。

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