楽天・石井監督「来春C実戦重視」走塁強化などに取り組む方針【NPB】
楽天は29日、楽天生命パーク宮城で行われていた秋季練習を打ち上げた。石井一久監督(47)は、来春のキャンプを実戦重視とすることを明言。さらなる走塁強化などに取り組む方針を示した。
練習前の円陣では「ここにいるみんなが、来年一つでも成績を上げることがチームの成績に直結する」と訓示した石井監督。その後はコーチ陣を集めて今後の方針を確認。「(来春キャンプで)実戦を増やしていこうという話をした」とした。
その中で強調したのが走塁強化だ。「走者一塁からワンヒットで三塁へ行く確率は他球団より優れていたが、二塁から本塁に行くことに関しては12球団で10位ぐらい」と課題を示し、実戦形式の練習を含め状況判断能力を高めていく考えだ。