オリックス・西浦が特定疾患の特発性大腿骨頭壊死症 過去に坂口憲二さんも公表

 オリックスは26日、3年目の西浦颯大外野手(21)が厚生労働省の特定疾患に指定されている両側特発性大腿骨頭壊死症との診断を受けたと発表した。年内に手術を行い競技復帰を目指す。

 西浦は11月に左大腿骨頸部の疲労骨折の診断を受けたあと、関西の医療機関で検査を行った結果、両側特発性大腿骨頭壊死症が発覚。来季の支配下選手契約を行わなず、育成契約となる見込み。

 西浦は明徳義塾から17年ドラフト6位でオリックス入り。強肩、俊足の外野手として期待され、1年目の18年に1軍昇格を果たしデビュー戦でプロ初安打初盗塁を記録。今季は49試合に出場。打率・187、2本塁打。プロ通算成績は打率・192、3本塁打。

 突発性大腿骨頭壊死症は大腿骨の上端の大腿骨頭が血流障害を起こして壊死し、関節が変形、破壊などが生じる病気。原因ははっきりせず、厚生労働省の特定疾患に指定されている。18年には俳優の坂口憲二さんも発症したことを明らかにし、無期限の芸能活動休止を発表している。

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