オリックス・竹安が好投 中嶋監督も来季ローテ入り期待「順調にいけば」

 「フェニックス・リーグ、オリックス2-1ヤクルト」(22日、SOKKENスタジアム)

 オリックスの先発・竹安はシーズン中よりも右腕を下げたフォームを試した。

 MAX149キロの速球を中心にスライダー、シュート、フォークを制球よくまとめ六回まで一人の走者も出さないパーフェクト投球。七回先頭の山崎に四球を与え、川端に安打を許したところで右手の豆がつぶれて降板となった。

 結局、七回途中まで72球で1安打9奪三振1四球で1失点。

 「今年1番ボールを操れたと思います。振りやすいところを探す中で腕を下げてみました。狙ったところに投げられました」

 視察に訪れた中嶋聡新監督は「良かったですね。本来の投球だと思います。順調にいけば(先発ローテーションに)入って来る投手」と手応えを口にした。

 竹安ももちろん目標はそこだ。

 「1年間ケガなく、1軍のレベルで戦えるだけの投球をしないといけない。そのために心身のレベルアップをしていきたい」

 竹安は今季2試合の登板で1勝0敗、防御率3・00だった。

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