楽天・石井一久GMが来季監督に就任 三木監督は2軍監督へ

 楽天・三木肇監督(43)が退任し、来季監督として石井一久ゼネラルマネジャー(47)が就任することが12日、分かった。三木監督は2軍監督に配置転換される。

 楽天は三木監督が就任1年目となった今季、投手陣の故障や負傷者などの影響で8月以降に失速。55勝57敗8分けの4位に終わり、CS進出を逃した。

 球団は今季のチームの戦いぶりを踏まえ、課題だった走塁への意識改革や若いコーチの成長など、三木監督の手腕を評価。来季の続投を検討する一方で、中長期的な常勝チーム構築へ、三木監督の能力を生かすための配置転換を含め、適材適所への人材配置を模索してきた。

 球団はコロナ禍での変則日程によって新体制を作りの時間が限られる状況で、これまでの方向性を維持しながら、さらに来季のチームを前に進めるための検討を続けてきた。

 その中で18年9月に現職へ就任し、編成部門でチーム作りの中心となってきた石井GMが、来季監督として現場の陣頭指揮を執る方向に固まった模様だ。

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