ヤクルト一筋14年の上田 まさかの戦力外に絶句 涙目で「整理がついていなくて…」

 ヤクルトは11日、上田剛史外野手、藤井亮太内野手、田代将太郎外野手に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。

 ヤクルト一筋14年の上田は主に代走や守備固めでチームを支え、通算797試合に出場。今季は53試合で打率・125ながら、5盗塁をマークしていた。前夜、広島との今季最終戦も途中出場で3打席に立っていた。

 全日程終了から一夜、思いもよらなかった非情通告。上田は絶句し、ショックを隠せなかった。涙目で報道陣とやり取りをかわし、現役続行か引退かの考えについては「ちょっとまだ分からない」と言葉を絞り出した。

 球団からはスタッフや職員としての打診はなかったという。突然の通告で、今後については白紙。「まだ何も整理がついていなくて、頭の中の整理がついていないという感じです」と語った。

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