ロッテの細川亨が引退発表、プロ19年「こんなに長く」パ4球団でプレー、堅守の捕手

 ロッテは9日、細川亨捕手(40)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 細川は青森大から2001年にドラフト自由枠で西武に入団。西武では正捕手として活躍。その後はソフトバンク、楽天に在籍し19年からロッテに移籍した。今季は1軍出場がなかった。

 細川は球団を通じて「ファンの皆さま、19年間、応援いただき、ありがとうございました」と感謝の言葉を並べた。「入団した頃はこんなに長くプロの世界でやれるとは思ってもいませんでした。私はキャッチャーとしてボールを受けてピッチャーを把握する作業を大事にしていた。ブルペンでピッチャーのボールを受けている時間が大好きでした」と、しみじみ語った。

 ロッテでの思い出として「昨年6月8日、巨人との東京ドームでの交流戦でバント処理を三塁でアウトにしたこと。自分もまだこんなプレーができるんだと、われながらビックリしました」と振り返った。

 捕手として歩んできた野球人生を振り返り「キャッチャーの醍醐味(だいごみ)は一回から九回まで、そして3連戦のプランを練って試合を作ること。それがうまくいった時は本当に充実感がありました」と語った。そして「西武、ソフトバンク、楽天、ロッテの4球団でいろいろな方に本当にお世話になりました。感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました」と締めくくった。

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