オリックス中嶋監督代行「本当に勝ち星つけて良かった」本拠地最終戦で宮城が初勝利
「オリックス4-3日本ハム」(6日、京セラドーム大阪)
オリックスは本拠地最終戦を勝利で、しかもドラフト1位・宮城の初勝利で飾った。
中嶋聡監督代行は「いやー。マジでどうしようか思った(笑)。正直なところ、もう最後のバッターでしたからね。抑えて良かったです。今までの中では一番悪かったかなと思います。変化球が操れていなかったのかなと。高さも操れていなかったし、真っすぐ自体はそんなに悪くなかったですけどね。ただ、狙ったところに投げる精度が今日はあまり良くなかったかなと。それでもあれくらいの点差で抑えてこられるというのは、素晴らしいと思います。本当に伸びしろというか、そういう部分でも非常にいいところだと思いますしね。1年目でなかなか、ラスト登板でつくっていうのもなかなかないと思いますし。本当に勝ち星つけて良かったと思います」と期待を込めた。
打のヒーローもルーキーの紅林。
「同級生が打つっていうのが、何かいいですよね」
最後を締めた鈴木はヒヤヒヤながら抑えプロ初セーブを挙げた。
「いろんな選択肢を考えながら、今日は漆原も良かったし、まあ1本打たれたとか、いろいろありますけど、その中でもゼロで抑えきった。あの1点差を抑えきったというのは非常に大きいと思いますので、本当に良かったです」
本拠地最終戦を勝利で締めた。
「やっぱりホームの最終戦はどうしても勝ちたいという気持ちありますし、競った中での勝利打点であったり、1勝であったり、ていうのは非常にいいと思いますし、今、試してるといったら失礼な言い方かもしれないけど、そのピッチャーたちがああいう形で試合を締めてくれるというのは非常に大きいと思います」
中嶋監督代行は就任以来、66試合で29勝34敗3分けとなった。7日・ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)で今季最終戦を迎える。