楽天 則本昂の乱調でCS遠のく 最下位オリックスに6失点KO
「オリックス6-3楽天」(3日、京セラドーム大阪)
楽天が先発・則本昂大投手(29)の乱調で完敗を喫し、逆転CSが遠のいた。
「(調子は)あまり良くなかった」と、初回1死三塁でモヤの中前適時打で先制点を献上すると、2死後T-岡田の中越え2ランを打たれて計3失点。相手に試合の主導権を握られた。
さらに五回、七回とモヤに2打席連続本塁打を浴びて、則本昂は6回0/3を11安打6失点で降板。「負けられない試合だったので悔しい」と肩を落とした。
デーゲームで2位・ロッテが敗戦。勝てば差を詰められる好機に、最下位が確定しているオリックスに完敗を喫した三木監督は「負けられない立場だが、こういう結果になって監督として本当に申し訳ない」と悔しさをにじませた。
残り4試合。わずかな望みをつなげていく戦いになるが「今日も選手は粘って最後まで諦めずに戦う姿があった。結果につなげられれるように、強い気持ちでやっていきたい」と話した。