鳴門がコールド負けで決勝逃す 森脇監督「心配していたことが起きた」

 「高校野球秋季四国大会・準決勝、明徳義塾9-2鳴門」(31日、春野球場)

 鳴門がコールド負けで決勝進出を逃した。

 「心配していたことが起きた。自滅です」。試合後、森脇稔監督(59)は敗戦を振り返った。

 先発の前田一輝投手(1年)が制球に苦しんだ。二回に2つの押し出しを含む3四球と4安打を浴びて5失点。後を継いだ杉山敬基外野手(2年)も四、六回と失点し、流れを断ち切れなかった。

 県大会の徳島商戦では、11点差を逆転した強力打線も、明徳義塾のエース・代木大和投手(2年)の前に苦戦を強いられた。あと一本が遠い展開の中、三回に内野ゴロでしぶとく1点、七回には3安打を集めて1点を返す意地を見せたが、序盤の失点が大きく響いた。

 春のセンバツ出場に当確ランプをともすことはできず、主将の岸本拓也内野手(2年)は「力の差を感じた」とうなだれた。森脇監督も「もっと精神的な部分をしっかりやらないと」と、冬への課題を口にした。

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