ソフトバンク“逆転サヨナラ2ラン暴投”10月20勝は球団月間最多勝利記録

9回ソフトバンク1死二、三塁、打者松田宣のとき、益田(手前)が暴投。捕手田村。2者が生還しソフトバンクがサヨナラ勝ち=ペイペイドーム
9回ソフトバンク1死二、三塁、打者松田宣(右)のとき、益田(左)の暴投で二走の代走釜元もサヨナラの生還=ペイペイドーム
ロッテにサヨナラ勝ちし喜ぶソフトバンクナイン=ペイペイドーム
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 「ソフトバンク4-3ロッテ」(29日、ペイペイドーム)

 1点ビハインドの九回、相手バッテリーの暴投で三塁走者に続いて、二塁走者もホームイン。ソフトバンクが思わぬ形で逆転サヨナラ勝利。4連勝を飾った。

 2対3で迎えた九回裏。先頭の柳田が二塁打を放つと、続くグラシアルがフルカウントから四球を選んで出塁した。5番の栗原は絶妙な送りバントを成功させて1死二、三塁とチャンスを拡大した。

 ここで打席には松田宣。ロッテのバッテリーは空いている一塁に歩かせることも想定して、際どいコースを突いてきた。しかし、2球目の低めへの投球がワンバウンド。これを捕手の田村が逸らして、一瞬ボールを見失い、ボールがバックネットのやや三塁側方向に転がる間に2人の走者が一気に生還。あっけない幕切れとなった。

 ソフトバンクはこの10月だけで20勝目。58年ぶりに並んでいた球団の月間最多勝利記録を更新した。

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