ヤクルト・村上 三冠王射程圏内に!達成なら最年少記録大幅更新

 6回、逆転2ランを放った村上(右)。左は岡本(撮影・中田匡峻)
 6回、左越えに逆転2ランを放つ村上(撮影・金田祐二)
 今季2勝目を挙げ、ファンの声援に応える石川(中央)。手前は村上(撮影・中田匡峻)
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 「ヤクルト2-1巨人」(21日、神宮球場)

 ヤクルト・村上宗隆内野手(20)が1点を追う六回、逆転の24号2ランを放ち、勝利に貢献した。

 これで打点は78打点となり、リーグトップの中日・ビシエドの79打点に1差。本塁打もトップの阪神・大山に2差に迫る3位タイだ。打率でもトップのDeNA・佐野に1分2厘差の・316で5位に付けている。逆転での三冠王が十分射程圏内となった。

 初代三冠王に輝いたのは1938年秋の中島治康(巨人)。以降、65年の野村克也(南海)、73~74年の王貞治(巨人)、82、85~86年の落合博満(ロッテ)、84年のブーマー(阪急)、85~86年のバース(阪神)、2004年の松中(ダイエー)と、7人延べ11度達成している。落合の28歳10カ月が現在の最年少記録で、20歳の村上が三冠王を獲得すれば、大幅に更新することになる。

 村上はプロ2年目の昨年36本塁打を放ち、新人王を獲得。中西太(西鉄)と並ぶ高卒2年目以内のシーズン最多本塁打日本記録もマークした。底知れぬ可能性を秘める弱冠20歳のスラッガーが偉業を達成するか最後まで目が離せない。

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