近大・佐藤が適時打 最終戦勝利に貢献「チャンスで打てた」

 「関西学生野球、近大5ー1関大」(19日、ほっともっとフィールド神戸)

 近大がリーグ戦最終戦を勝利で飾り、10試合で8勝2敗。首位をキープして優勝に前進した。今秋ドラフト1位候補の近大・佐藤輝明内野手(4年・仁川学院)は、4点リードの四回2死一、三塁からの右前適時打を放つなど3打数1安打1打点1四球1盗塁で勝利に貢献した。

 「チャンスで打てたのでそこは良かったと思います。優勝のチャンスが(現在2位の)立命次第であるので。それまではしっかり気を抜かずに準備したいと思います」

 この日は9人態勢の阪神などプロ6球団が視察。前日に現行のリーグ新記録となる通算14本塁打を放った中、この日は貴重な追加点を叩き出して存在感を示した。「(記録達成で)メッセージとか連絡とかもらってうれしかったです。2、30件ですかね」と前日の反響を振り返った。

 現在、近大は首位で、今週末の最終節に同大との2試合を残す立命大が、1試合でも負ければその時点で近大が優勝。2勝すれば近大と立命大で優勝決定戦を行う流れとなる。まだ大学野球生活が続くとは言え、リーグ戦はこの日が最終戦という一つの区切りに。

 「ホームランの記録を更新できたことは自信になりますが、満足はしてないですし、もっとこれからできるというか、でもこれが今の自分の実力だと受け止めて、これから次のステージにしっかりやっていきたいと思います」と振り返った。

 1週間後の26日にはドラフト会議を控えているが「まだ終わってないので何とも言えないですけど、やれることはやったというか。あとは見届けるというか、しっかり待ちたいと思います」と冷静に語っていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス