近畿大会開幕 智弁学園が延長10回サヨナラ勝ち

サヨナラ勝ちを決めベンチから飛び出すナイン(撮影・永井優花)
延長10回を投げ切ったエース・西村(撮影・永井優花)
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 「秋季高校野球近畿大会・1回戦、智弁学園9-8滋賀学園」(18日、わかさスタジアム京都)

 センバツ出場をかけた近畿大会が開幕した。開幕戦となった滋賀学園(滋賀1位)-智弁学園(奈良2位)は、延長10回2時間49分の激闘の末、奈良の強豪がサヨナラ勝ちを決めた。

 6-2で迎えた七回。ここまで好投していた先発の西村王雅投手(2年)が連続四死球を与えるなどして同点に追いつかれ、そのまま延長戦へ突入。延長10回表に2点のリードを許したが、1死一、二塁からの3連続安打で同点とし、なおも続く1死満塁の場面で、途中出場の8番・竹村日向内野手(2年)が右前へサヨナラヒットを放った。

 公式戦では初というサヨナラ打に「同点になってイヤな流れだった。外から見てて最後の1本が出てないと思ったので、チャンスがきたら自分が打とうと思っていました」と安どした。

 完投したが、9安打8失点(自責点7)と苦しんだエース・西村は「自分がしっかりしないと今日みたいな試合になる。次はしっかり投げたい」と反省し、次戦へ切り替えた。

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