オリックス24年連続V逸確定 中嶋監督代行に来季監督就任要請

 「オリックス4-9ソフトバンク」(15日、京セラドーム大阪)

 オリックスがシーズン終了後に中嶋聡監督代行(51)に対して監督就任を要請することが15日、分かった。

 この日、ソフトバンク戦に敗れ優勝の可能性が完全に消滅。1996年の日本一を最後に現12球団最長となる24年連続で優勝から遠ざかるチームの再建を託すことになる。

 中嶋監督代行は2軍監督だった8月21日に西村前監督の辞任を受けて急きょ代行に就任。チーム再建に着手し、ここまでは21勝24敗2分け。チーム打率は・244から・249、チーム防御率は4・38から4・06といずれも良化した。

 球団ではマネジメント能力を高く評価。野手では杉本、大下、投手では漆原、富山ら新戦力の発掘に成功。伏見の正捕手抜てきなど適材適所での起用がチーム力を押し上げた。また盗塁成功率のアップなど効果的な作戦で得点能力を高めた。

 この日、3試合連続完封負けこそ免れたが、首位・ソフトバンクに同一カード3連敗。中嶋監督代行はV逸を受け止めながら「シーズンが終わったわけじゃない。変な話、来年のシーズンが始まっているぐらいのつもり」と見据える。

 選手としてオリックス最後の優勝を経験した新指揮官。福良GMと二人三脚で常勝球団再建に力を注ぐ。

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