新庄氏 合同トライアウトへ自信「4打数5安打打てる」オレ流遅球打ち調整導入

 日本球界への復帰を目指し、12月7日の合同トライアウトへの参加を表明している元阪神の新庄剛志氏(48)が1日、“オレ流調整法”を導入していることを明かした。都内で行われた鑑定士育成学校「Eye Job」、出張買い取りサービス「COYASH」のメインキャラクター就任会見に出席。三冠王3度の落合博満氏が行っていた山なりのボールを打つ練習を繰り返しているといい、「本番までに120%まで持っていって、90%ぐらいで臨めば4打数5安打ぐらい打てるかな」と新庄節全開で自信をのぞかせた。

 やり直しの利かない1日限りの真剣勝負。約2カ月後に迫る大舞台への思いを語る新庄氏の口調は、次第に熱を帯びていった。仕上がり具合を問われ「今はバッティングフォームを固めていて」とし、“オレ流”の遅球打ちを繰り返していることを明かした。

 「遅いボールを2時間ぐらいかな。落合さんがやっていたような練習で、イメージはそれと一緒。ゆっくりなボールをパン!徐々に速いボールをパン!150キロをバン!と打つだけのことなんで」

 遅いボールは力を入れるだけでは飛ばず、タイミングとバランスのいいスイングを作るための練習法。フォーム固めに際し、新庄氏も最適例として取り入れた。練習パートナーには「145キロぐらい投げる」という元BCリーグ所属の投手がおり、本格的な打撃練習は「10日後ぐらいからと考えている」との青写真を描いた。

 現役時代は「センスだけ」と述懐したが、今回は14年のブランクを埋めるべく、学びを取り入れている。「体の作りとか、筋肉が柔らかくなるサプリとか、技術を真剣に教わって、毎日研究しながら向かってます」。低酸素運動なども取り入れ「今の方が勉強して、頭は良くなっています」と笑った。

 自信は揺るぎない。「本番までに120%まで持っていって、90%ぐらいで臨めば力も抜けて4打数5安打ぐらい打てるかな」と新庄節をさく裂させ、「あるんですよ!始球式で打ってましたから」と真剣な口調で力説した。「スカウトの方は見る目があるので、多分取ってくれるでしょう」と夢が現実になることだけを見据えている。

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