鎌倉学園が33年ぶり秋の関東大会出場 桐蔭中出身・宮尾主将“古巣”に2安打1打点

 「秋季高校野球神奈川大会・準決勝、鎌倉学園10-0桐蔭学園」(26日、サーティーフォー保土ケ谷球場)

 鎌倉学園が桐蔭学園を五回コールドで圧倒し、33年ぶりの秋季関東大会(10月24日開幕・千葉)への出場権を獲得した。主将の宮尾一冴内野手(2年)が2安打1打点の活躍。部員72人の大所帯で挑む中、背中で引っ張った。

 初回1死からチーム初安打となる打球を左前に運び、2点の先制劇の口火を切った。二回無死満塁では、右前適時打。「何とか(走者を)かえしたい」と追い込まれた後、ノーステップ打法に切り替えたのが奏功した。

 19年センバツに出場した強豪は、桐蔭小、桐蔭中だった自身にとって「絶対に勝ちたいなと思っていた」という相手だ。2年前の夏の南神奈川大会決勝を観戦し、「あの声援、応援の中で野球をやりたい」と憧れて門をたたいた鎌倉学園。「気持ちの面でもプラスになった」といわば“古巣”を撃破し、喜びをかみしめた。

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