巨人3連敗 原監督「やっぱり満塁の場面」「万が一は言っちゃいかんか」

9回、三ゴロに倒れベンチに戻る岡本(右)と厳しい表情の阿部ヘッドコーチ代行(左)、原監督(中央)
7回、DeNA打線に捕まり腕組みで戦況を伺う原監督(右)と阿部ヘッドコーチ代行
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 「DeNA7-1巨人」(19日、横浜スタジアム)

 巨人が3試合連続の惨敗で、3連敗を喫した。

 原監督が試合後にポイントに挙げたのは2点を追う七回、1死満塁。途中出場のパーラが打席に入ったが、左腕エスコバーに投ゴロ併殺打に仕留められ、追い上げムードがしぼんだ。

 原監督は「やっぱり、あそこの1アウト満塁の場面かな。あそこで1点でも取るとまた違うんでしょうね。あそこが分岐点になったのかなという気はするね」と、悔しさをかみ殺した。

 そのチャンスを逃した直後、大江が梶谷に2ラン、桜井が佐野に2ランを打たれ、試合を決められた。

 指揮官は「あそこで万が一」と言いかけたが、「万が一は言っちゃいかんか」と言葉を飲み込み、3番の坂本が2安打を放ったことに触れ、「少し兆候は出てるから」とうなずいた。

 原監督は17日の阪神戦で0-11と完敗後、怒りをにじませて「こういうゲームは二度としない」と誓ったが、3試合で計1得点と本来の調子を取り戻せず。先発の今村の2被弾を含めて、投手陣は計4被弾と圧倒された。阪神が負けたため優勝マジックはひとつ減り34となったが、投打ともに小休止となった。

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