プロ注目の高知・森木が「8割の力」で149キロ スタンドもざわつく

 「秋季高校野球高知大会・予選2回戦、高知8-1土佐」(19日、春野球場)

 今夏の高知県大会を制した高知が、秋の初戦を突破した。

 複数のNPBスカウトも視察に訪れる中、この日1番・一塁でスタメン出場した森木大智(2年)は、六回から2番手で登板した。「ストレートが狙われている中でも抑えていかないといけない」と、25球中24球を直球での勝負を選択。「8割の力」で最速149キロを記録するなど、今大会から一般客の入場も可能になったスタンドをざわめかせた。しかし七回に2本の安打などで1点を奪われ2回2安打2三振1失点。「それなりにコースにいったが、要所で打たれた。精度がまだまだ」と反省しきりだった。

 森木にたすきをつないだのは、公式戦初登板の城田聖浩内野手(2年)。試合当日に先発を言い渡されたという城田は「テンポ良く、ストライク先行」をテーマに、5回無失点の好投を見せた。「森木が後ろにいるので安心して投げられた。無敗で神宮にいきたい」と、四国の頂点を誓った。

 打線は三回に主将の吉岡七斗捕手(2年)が先制適時打。チームで5盗塁を決め、五回には1死満塁から連続スクイズを敢行するなど、足と小技を絡めて着実に加点し、コールド発進を決めた。

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