西武、史上7度目“超スミ1星” 外崎「1回表先頭弾」のみ

 「ソフトバンク0-1西武」(13日、ペイペイドーム)

 西武は敗れれば自力Vの可能性が消滅する崖っぷちで、プロ野球史上7度目(パでは4度目)の「1回表先頭打者本塁打による1-0試合」での白星。辻監督は「松本に尽きるね。今日は本当に素晴らしかった」と7回無失点の松本をたたえた。

 初回、外崎が自身プロ初の先頭打者本塁打。結果的にこの一発が全てだった。1点のリードをもらった松本は度重なるピンチを乗り越え、プロ入り最多タイの121球の熱投。「序盤から強気でしっかり打者に向かっていこうと思い、最後まで継続できたので良かった」とうなずいた。

 連敗は3でストップ。辻監督は「向こうだって全勝するわけじゃない。最後までうちはそういう気持ちで頑張ります」。球史に残る珍勝から浮上のきっかけをつかむ。

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