巨人原監督「だいぶ敵もマークしてきています」それでも好投の戸郷を評価
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「巨人2-1ヤクルト」(11日、東京ドーム)
川上哲治氏を超え、球団単独トップとなる監督通算1067勝目を挙げた、巨人・原辰徳監督が自身の節目の試合で力投した先発・戸郷について語った。
1987年の桑田真澄以来、球団33年ぶりの高卒2年目でのシーズン8勝目を懸けてマウンドに上がった戸郷は7回5安打1失点。6四死球と制球が安定せず、苦しいピッチングになったがゲームメイクは果たした。
そんな若武者の姿に指揮官は「階段は上ってくれています。成長しました」と目を細めた。それでも「だいぶ敵もマークしてきていますから、その上をいくという意味で反省し、投球を高めていくというのは思わないといけなくなってきたという風に思いますね」とさらなるレベルアップを求めることも忘れなかった。
右腕は「初回の本塁打を防げれば投球のテンポを自分のものにするなどもっと展開が変わっていたと思います」と初回に山田哲に浴びた一発を反省。「自分の思うような投球はできませんでしたが、その中で1点に抑えられたことは良かったと思います」と次回以降のを快投を誓った。