部費を私的流用の島根開星監督ら6カ月謹慎の処分 すでに体制一新

 日本学生野球協会は11日、都内で審査室会議を開いて高校5件の処分を発表した。指導者陣が部費を私的に流用していた開星(島根)は部長の管理不行き届きと報告遅れ、副部長と監督の部費の不適切な扱いで、3人それぞれが6カ月の謹慎。女子トイレへの不法侵入と盗撮行為をした校名非公表の部長を無期謹慎とした。当該部長はすでに教育委員会から懲戒免職を受けている。

 開星は今年4月に18年8月~20年3月の間で部費を当該指導者3人が交遊費などに使い込み、名目に不備のある領収書などで不適切に管理されていたことが発覚していた。日本高野連・北村雅敏審議委員長は「(日本)学生野球憲章の『健全な社会規範を尊重する』という行為に反する行為である」と説明。なお、同校の指導者陣の体制はすでに変わっており、今年3月からは春夏計9度の甲子園に導いた野々村直通監督が再登板している。

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