ソフトバンク柳田2発で3連勝 2度の中断…終了時間遅くヒーローインタビュー実施せず
「楽天2-9ソフトバンク」(10日、楽天生命パーク宮城)
2度の中断を挟み長時間に及んだ一戦は、首位ソフトバンクが柳田の2発で勝利。3連勝で敗れたロッテとの差を「2」に広げた。
2点を追う三回、1死一、三塁の好機に打席を迎えた。楽天先発・松井のワンボールからの2球目、外角高めの143キロの直球にアジャスト。高々と舞い上がった打球は本人も確信する左翼席への21号逆転3ランとなった。
その後は両軍膠着(こうちゃく)状態が続いたが、二度目の中断後の八回だった。2死無走者の場面で、楽天4番手・牧田と対戦。カウント1-1からの3球目、真ん中低めに入る99キロのカーブをとらえると、打球は22号ソロとなって左中間スタンドに達した。
九回は楽天5番手・安楽、6番手・池田から2四球3長短打などで5得点。中断を含めて5時間半を越える試合を決めた。
先発・東浜は二回に岩見に本塁打を浴びるなど、毎回走者を許す投球・それでも要所を締めて5回6安打2失点。今季3勝目を挙げた。
試合終了時間が23時40分近くなり、試合後のヒーローインタビューは割愛された。