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西武・高橋光 ノーノー逃したあと3人…背番号「13」の宿命、2週連続で快挙ならず

 「西武2-0オリックス」(8日、メットライフドーム)

 これも何かの因縁か-。西武の高橋光成投手(23)が8日、メットライフドームで行われたオリックス戦で九回無死まで無安打無得点の快投を演じた。惜しくもあと3人のところで快挙を逃した右腕の背番号「13」は、奇しくも過去に3度、大記録を逃した西口(現1軍投手コーチ)が背負っていたもの。4年ぶりの完封勝利は、本人にとってもどこか複雑な1勝となった。

 これがレオの背番号「13」の宿命なのか-。黄金期をモチーフにした70周年ユニホームを着た高橋光が、マウンドで思わずしゃがみ込んだ。ノーヒットノーランの期待を背負った九回、無死から代打西野に中前打を浴びた。1安打のみで4年ぶりの完封勝利。それでも右腕の胸中には複雑な思いがこみ上げる。

 「いやあ、悔しいようなうれしいような。うれしいけど、悔しいみたいな。わかんないです」

 オリックス・山本との投げ合いで上をいった。四回までパーフェクト投球。五回に吉田正へ四球を与えて初めて走者を背負ったが、次打者・ジョーンズを遊ゴロ併殺打に仕留めて見せた。

 打者24人で八回を投げ終え、快挙まであと3人。ベンチで西口投手コーチからは「ツーアウトまでいけよ」と声をかけられた。背番号13の先輩は過去、九回2死から2度、無安打無得点試合を逃していた。さらに完全試合のまま延長戦に突入し、延長十回に安打を許したこともあり、高橋光も「ユーチューブとかで見ていました」と笑いながら明かす。

 1日のロッテ戦でも七回1死まで無安打投球。今度こそ、と大記録への予感は漂った。「いけるんじゃないかという気持ちが出てきて、必死に抑えようとしていた」。九回に初安打を許して快挙を逃すと、ベンチから西口コーチが飛び出してきた。そして「『ツーアウトまでいけよ~』と冗談っぽく和ませてくれた」という。

 ここでしっかりと気持ちを切り替え、チーム初完投、初完封。119球の熱投で6連戦の頭を一人で投げきった。辻監督は「(九回)先頭バッターを抑えればチャンスはあると思った。背番号13が駄目なんだよ」と苦笑い。これで20イニング連続無失点と、史上94度目の快記録こそ逃したが、背番号「13」が投手陣の大黒柱へ成長を遂げようとしている。

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