オリックス吉田正 イチロー超え!24試合連続安打 入団から5年連続2桁弾
「楽天6-9オリックス」(6日、楽天生命パーク宮城)
オリックス・吉田正が2年ぶりの5打点と爆発した。初回に二塁内野安打で24試合連続安打。この一打でイチロー(1994年・23試合)を超えると、3点を追う三回には福井から10号2ランを放って逆転の口火を切った。さらに2点リードの八回1死一、二塁では宋家豪の初球、内角高めスライダーを右翼スタンドに運ぶ3ランで突き放した。
「ちょっと詰まったけどしっかり振っていけたのでよかった。チャンスだったし1球目からいこうと思っていました」
入団から5年連続2桁本塁打として自身の球団記録を更新した。
「1年目にケガがあったけど最後の2試合で塩見さん(楽天)から打ったのは覚えている。続けられるのも最初があったから」
入団から2年連続で腰痛に悩まされ、半分ほどしか試合に出られなかった。その中で2桁本塁打を記録したことに意味がある。
チームは最下位に沈む。「個人個人ができることをやっていくだけ。選手は必死にプレーすることだけだと思う」。吉田正はチーム浮上へ向けてバットで引っ張るだけだ。