ソフトバンク・栗原「体が勝手に反応」10号2ランで初の2ケタ本塁打 初回一挙5点

 1回、2ランを放ちナインに迎えられるソフトバンク・栗原(右)=ペイペイドーム
 1回ソフトバンク1死二塁、栗原が右越えに2ランを放つ=ペイペイドーム
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 「ソフトバンク-日本ハム」(28日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクの栗原が自身初の2桁本塁打となる10号アーチを放った。

 チームが先制された直後の一回裏だ。柳田の内野ゴロの間の得点とグラシアルに左中間適時二塁打で2-1と逆転。なおも1死二塁で迎えた打席だった。

 日本ハム金子の138キロのカットボールを完ぺきにとらえ、右翼席へ2ランを運んだ。会心の表情でダイヤモンドを一周した栗原は「体が勝手に反応してくれた感じでした。前のグラシアルがタイムリーを打ってくれたので、いい流れにのれて良かったです」と喜んだ。

 栗原は今季プロ6年目の24歳。捕手登録だが、この試合は「5番右翼」でスタメン出場するなど一塁や外野で出場を続けており、今季ここまで全試合に出場している。

 また、ソフトバンクはその後も攻撃の手を緩めず、甲斐のスクイズ(記録は投野選)でさらにもう1点を追加して初回から5点を挙げた。

 現在5連勝でパ・リーグ首位を快走するソフトバンク。先発している今季初先発の武田にとっては最高のプレゼントになった。

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