甲子園の土集めを阪神園芸が代行 粋な計らいで球児のもとへ

 阪神甲子園球場が18日、公式インスタグラムを更新。「2020年甲子園高校野球交流試合」の閉幕から一夜明け、甲子園の土を32校の出場選手へ贈ることを伝えた。

 「昨日で幕を閉じた同大会。感染リスク回避のため、試合後の土集めの自粛が要請されていました」と記述。阪神園芸が丁寧に球場の土を集める写真を4枚添付し、「写真は大会期間中、日本高野連主導のもと阪神園芸が土集めを代行する様子です。集めた土は後日、出場選手へ贈られます」とつづった。

 甲子園大会では敗戦チームが同球場の土を持ちかえる球児が多いが、今回は感染対策の一環でできなかった。ただ、高野連、甲子園球場、阪神園芸の粋な計らいで、球児にとって貴重な土が届けられることになった。

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