ロッテ・和田プロ初安打含む猛打賞 初スタメンで初球とらえた「ボールは両親に」

1回ロッテ無死、中前にプロ初安打を放つロッテ・和田康士朗=ZOZOマリン(撮影・出月俊成)
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 「ロッテ-日本ハム」(16日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテ・和田康士朗外野手が「1番・中堅」でプロ初のスタメン出場を果たし、初安打を含む3安打の猛打賞をマークした。

 一回にバーヘーゲンの初球の直球を捉え、中前に運びプロ6打席目で初安打。続く中村奨の初球に二盗を決め、今季10個目の盗塁もマークした。その後、2死二、三塁の場面で井上が中前打を放ち、三走として先制のホームを踏んだ。

 若武者は「初球から積極的に打てるボールが来たら振っていこうと思っていました。素直にうれしいです。ボールは両親に渡したいです」と初々しくコメントした。

 さらに同点の五回には右前に3打席連続安打で出塁。二盗を試みていったんはアウトになったが、井口監督がリクエストし、判定はセーフに覆った。再び三進し、マーティンの遊ゴロ野選で勝ち越しの本塁を陥れた。

 2017年度育成ドラフト1位の和田は今年の6月に育成選手から支配下選手契約を結んだ。50メートル5秒8の俊足が武器の“幕張の新スピードスター”。五回までに3個の盗塁を決め今季12盗塁をマーク。3個は、いずれも初球に決める積極走塁を披露した。

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