ソフトバンク・大竹 1年ぶり登板で白星 初回被弾も5回2/3を1失点
「ソフトバンク3-1オリックス」(13日、ペイペイドーム)
最悪のスタートから見事に立ち直った。昨年8月以来の登板となったソフトバンク・大竹が六回途中1失点で今季初白星。初回先頭打者本塁打を許したが、チーム2度目の4連勝に貢献し「2軍で練習してきたことを自信に変えて投げた」と胸を張った。
一回、先頭の山足にいきなり左翼スタンドに運ばれたが「動じないことを2軍でも大事にしてきた」と平常心を失わなかった。
今季はキャンプ中に左肘を負傷して出遅れた。「技術どうこうより気持ちが足りなかった」と自分を見つめ直した。7月には故郷の熊本が豪雨災害に遭った。「プレーで元気を出してもらえるように投げる」と話していた通り、逆境をはねのける投球で昨年6月以来の勝利をたぐり寄せた。