【新井貴浩氏の眼】DeNA・山崎に復調の兆し 敗戦の中で収穫アリ

 「DeNA6―7阪神」(12日、横浜スタジアム)

 DeNAは最終回に1点差に迫ったが届かず。ただ、敗戦の中でも打線は粘りを見せ、復活を目指す山崎は九回に登板して1回を無安打無失点の2奪三振。デイリースポーツ評論家・新井貴浩氏は、“復調”の兆しを見せた山崎の内容とDeNA打線の層の厚さを評価した。

  ◇  ◇

 敗戦の中で収穫があった試合だ。まず山崎。ベイスターズではもちろん、日本代表の抑えも務め、プライドもある中で今年はここまで苦しいシーズンとなっている。

 だが、この日の内容は、いい時のピッチングをほうふつとさせるものだった。真っすぐの力が本来のものに戻りつつある。ツーシームの落差も大きく、状態が上がってきている印象だ。

 また、打線については選手層の厚さを感じた。ロペスやソト、梶谷といった中心選手がスタメンから外れていた中、代わりに出た選手が存在感を見せた。最終回の攻撃も最後まで諦めない姿勢を示せており、評価できるものだったといえる。

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