楽天・涌井が月間MVP 5勝0敗で4年ぶり4度目 新天地で「やりがい感じている」
楽天・涌井秀章投手(34)が12日、6・7月期の大樹生命月間MVPを受賞。移籍1年目の今季6・7月は6試合に登板して5勝0敗、防御率2・89で楽天の開幕からのスタートダッシュ成功に貢献。自身4年ぶり4度目の同賞受賞となった。
涌井は同賞受賞に「自分が調整期間でやってきたことが良かったんだなと。改めて練習は大事だなと思いました」と感想を語った。
ロッテから金銭トレードでの移籍1年目の今季は、新型コロナウイルスの影響で開幕が3カ月延期。難しい調整を強いられた中で「自粛期間中にミニキャンプみたいなものを張れた。ランニングは自分に合った練習だと思ってやってきたので、それが出ているのかなと思う」と地道な練習量の積み重ねを好調の要因に挙げていた。
新たなチームでは「必要とされていると感じている。やりがいを感じながらできている」と涌井。今後へ「先発としての仕事をしっかりして、せっかく仙台に来たので優勝をしたいです」と目標を掲げていた。