高松商が夏連覇に王手 尽誠学園との決勝へ「守るものはない」

 「高校野球香川大会・準決勝、高松商10-6大手前高松」(11日、レグザムスタジアム)

 高松商の打線が爆発し、“夏連覇”に王手をかけた。

 初回1死二塁で1年生3番・浅野翔吾外野手が先制の適時三塁打を放つと、谷口聖弥内野手(3年)の適時打などで4点を奪った。

 二回以降は一発攻勢で、最速147キロを誇る大手前高松のエース・内田悠太投手(3年)を責め立てた。二回に4番・笠居小史朗内野手(3年)が「150キロのボールを毎日見ているので」と、スピードを苦にせず、バックスクリーン左へ。五回には谷口が左翼へ2ラン。谷口は六回にも1死一、二塁で左中間への2点適時二塁打を放つなど5打点の大当たりだった。

 決勝の相手はここまで圧倒的な攻撃力を見せている尽誠学園。試合後のミーティングで長尾健司監督は「勝っても負けても守るものはない」と、笑顔で選手に声をかけた。勝利の先に甲子園はないが、強い気持ちで香川県の頂点をつかんでみせる。

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