中京大中京がV!高橋宏150キロ超連発、自己最速タイ154キロ

 「高校野球愛知大会・決勝、中京大中京1-0愛産大工」(10日、岡崎市民球場)

 両軍無得点で迎えた八回にスクイズを決め、貴重な先制点をつかんだ。その裏、中京大中京のプロ注目右腕・高橋宏斗投手(3年)が満を持してマウンドに立った。

 先頭打者を153キロの直球で空振り三振に仕留めると、一気にギアを上げる。九回2死までアウトを積み重ねると、愛知産大工・近藤への初球、自己最速タイとなる154キロの真っすぐを投げ込んだ。そして続く2球目の153キロで二ゴロに抑え、優勝を勝ち取った。2イニングを投げ、無安打、奪った三振は4つと、まさに圧巻の投球だった。

 「球速が上がっているのは、コロナでの自粛明けから成長している部分」と高橋宏。自粛期間中に慶大野球部出身の兄と瞬発力を鍛えるトレーニングに励んだ成果であることを明かした。

 この日自己最速をマークしても、満足はしていない。12日には甲子園で智弁学園との交流戦に臨むが、「155キロの目標に向けて自分の力を出し切りたい。12日に向けて調整してきた」と力強く言い切った高橋宏。チームも新チーム結成後、公式戦無敗中。世代No.1投手を証明するべく、万全の状態で聖地に乗り込む。

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