巨人・坂本は18打席、丸は23打席連続無安打 原監督「何とか精度を」奮起求める

 10回、坂本(右)が空振り三振に倒れ、厳しい表情を見せる原監督(左から2人目)
 8回、セーフティーバントを試みるも投ゴロに倒れ、ベンチに戻る巨人・坂本(左)。右は次打者丸=ナゴヤドーム
 10回、坂本が空振り三振に倒れる=ナゴヤドーム
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 「中日2-2巨人」(9日、ナゴヤドーム)

 “サカマル”がそろって4タコに沈み、チームは今季3度目の延長十回引き分け。元木ヘッドコーチは「(両者とも)調子は非常に悪い。この2日間でリフレッシュして、どうにか調子を戻してほしい」と切実に願った。

 坂本は2-2の八回に、先頭で迎えた第4打席でセーフティーバントを試みたが、白球は無情にも4番手・福の前へ。勝ち越しの好機を作り上げることができず、これで18打席連続無安打となった。

 丸は23打席連続無安打とさらに深刻な状況。試合前練習で原監督からアドバイスを受けなど、浮上のきっかけをつかませるために首脳陣も一丸で必死になっているが、下降線の一途をたどっている。

 指揮官は「(坂本は)必死にやっている。集中力という点では丸もあるので、あとは何とか精度を上げるということが必要でしょうね」と奮起を促した。

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