プロ注目右腕の武田・久保田は143球力投も準決勝敗退

 「高校野球広島大会・準決勝、広島商5-3武田」(8日、鶴岡一人記念球場)

 プロ注目の右腕、武田の久保田大斗投手は(3年)は昨夏優勝の広島商に8回5失点。143球を投げ抜いたが、決勝には進むことができず「真っすぐの質が悪く、通用しなかった」と唇をかんだ。

 「負けたことは悔しいが、もっと上を見据えて次のステージへ進んでいきたい」と涙はなかった。プロ志望で、高野連とNPBが8月下旬に開催する高校生のためのトライアウト「合同練習会」に参加する予定。「時間はあまりないが、トレーニングをしっかりやって球速を上げて臨みたい」と話した。武田からは昨秋ドラフトで谷岡楓太投手がオリックスに育成2位で指名されており、2年連続でプロ選手が誕生するか注目されている。

 学校の方針で平日の練習は1日50分の武田。効率的な練習で強化を進め、今夏は強豪校に混じって堂々のベスト4入り。岡崎雄介監督は「チームとしてやるべきことをやれば勝ち上がれることが分かった。収穫の多い大会でした」と手応えを口にした。

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