横浜・村田新監督、公式戦初陣コールド発進 15安打10点

 「高校野球神奈川大会・2回戦、横浜10-0戸塚」(5日、サーティーフォー保土ケ谷球場)

 身ぶり手ぶりを交えた積極タクトを振った。4月に就任した横浜・村田浩明新監督(34)が、公式戦初陣を15安打10得点のコールド発進。恩師である渡辺元智元監督(75)らに学んだ機動力を駆使した攻撃で圧倒した。

 「横浜高校の野球というか、足を絡めた野球をやりたい」と掲げた目標を体現した。5-0の四回2死一、三塁の場面で「打つだけではなかなか点数が入らない」とエンドランを敢行。見事に決まって大勝へつなげた。

 母校のユニホームに指揮官として初めて袖を通して臨み、自然とボルテージは高まった。「やっぱり熱くなりますよね。よし、やってやろうみたいな」。甲子園春夏通算5度の優勝を誇る名門の伝統をしっかりと受け継ぐ覚悟だ。

 コロナ禍で1カ月程度しか指導できていないが、選手との信頼関係は申し分ない。寮で過ごしていると、教え子の方からお風呂に入ろうと誘われるほど。「3年生が本当に私のことを助けてくれている」。最上級生のみで挑む今大会。絆を深めながら戦っていく。

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