オリックス、今季ワースト12失点で大敗 開幕からのロッテ戦7連敗は59年ぶり

5回、ロッテ打線に打ち込まれ、ユニホームを噛むオリックス・鈴木=京セラドーム(撮影・高部洋祐)
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 「オリックス1-12ロッテ」(5日、京セラドーム大阪)

 オリックス投手陣が打ち込まれ今季ワーストの12失点で大敗。開幕からのロッテ戦7連敗は実に59年ぶりの屈辱となった。

 先発の鈴木は三回までノーヒットも、四回に中村奨に安打を許すとリズムを崩した。マーティンに四球、安田に右中間へ2点二塁打を許して、あっさり先制を許す。続く井上のレフト前に抜けようかという当たりを安達が美技で三塁封殺。これでピンチを脱するかに見えたが、菅野に初球を2ランにされた。

 五回も2四球などから満塁とすると井上に適時打を浴びてKO。2番手・左沢も火に油を注ぐ格好で、この回7失点となった。

 鈴木は五回途中5安打4四球で8失点。今季24四球でリーグワーストとなった。

 西村徳文監督は試合後、「あそこまでは良かったのですが、四回ですよね。2点取られてその後、安達にいいプレーが出て。そこでしっかり流れを止めないといけないんですけれど。その後、初球の2ランですよね。そこはちょっと痛かったかな、というのはありますよね」と振り返った。

 鈴木は初勝利のあと3連敗とあって「そこも考えないといけないのかな」と、先発ローテからの降格を示唆した。

 打線も7試合連続で先制を許すなど仕掛けが遅い。この間、1勝5敗1分けとなった。

 「序盤というか、五回くらいまでのところで点が取れてないと思うんですよね。この前の札幌から。だから、そこじゃないですかね」と、打線の奮起を促した。

 これで借金はワーストタイの8に再び広がった。

 「選手はみんな頑張ってくれているんですけれど、あとはどうやって結果を出していくかというところが大事ですよね」

 次こそ、負の流れを止めたい。

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