大阪桐蔭・関戸2回5K 圧巻!三者連続空振り三振締め
「高校野球大阪大会・3回戦、大阪桐蔭9-0高槻」(3日、豊中ローズ球場)
逸材ぞろいの強豪・大阪桐蔭の中でも、ひときわ注目を集める最速151キロ右腕・関戸康介投手(2年)が、2回を無安打無失点5奪三振に抑える好投を披露。「『打ってみろ』という気持ちで投げました」と納得の表情を見せた。
5点リードの四回から3番手として登板。まずは、先頭から鮮やかな空振り三振を奪うと、続く4番を二ゴロ、5番を空振り三振に封じる最高の立ち上がりを見せた。続く五回には、圧巻の三者連続空振り三振でピシャリ。この日最速147キロの威力ある直球が光った。
入学当初からの持ち味である直球は、先週の練習試合で最速151キロをマーク。西谷浩一監督(50)も「まだまだ伸びてくる選手」と未知数の伸びしろに期待している。
まだ登板機会は少ないが「日本一を目指していく中で結果が出てくると思う」と冷静に先を見据えた関戸。昨春「スーパー1年生」として注目を浴びた右腕の成長は、まだここからだ。