ソフトバンク・工藤監督「止めるのはウチだと」西武・ニールの連勝止めた
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「ソフトバンク5-4西武」(31日、ペイペイドーム)
ソフトバンクが難攻不落の西武ニールから5点を奪って勝利した。ニールは来日2戦目だった昨年4月9日以来の黒星で、自身の連勝は13でストップした。
工藤監督は「3点をとられた後に、すぐ取り返したのが大きかった。打線が集中していいつながりで逆転できた。その後同点になったが、明石君の一発がチームを救ってくれた」とホクホク顔で振り返った。
ニール攻略にチームも一丸だった。「選手たちはベンチの中で『(ニールの連勝を)止めるのはウチだ』と声を出して気合が入っていた」と指揮官の笑顔は止まらなかった。
首位に立つソフトバンクは7月を18勝9敗と大きく勝ち越した。連敗は8日、9日の楽天戦で喫した2連敗の一度だけ。7月は木曜日に全敗するジンクスこそあったが、金曜日は逆に5戦5勝だった。
「8月にはデスパイネやグラシアルも戻ってこれると思う」と工藤監督。本来の戦力が整う前だが、4年連続日本一を目指すソフトバンクが地力の違いを見せつけている。