ソフトバンク・東浜 不安一掃星、7回1失点 チーム首位浮上

 「ソフトバンク4-1日本ハム」(24日、ペイペイドーム)

 1週間前は右足に打球を受けた影響で、三回限りで降板していた。ソフトバンク・東浜は周囲の不安を一掃するように、力のこもった106球を投じる。7回4安打1失点で、チームを今季初の単独首位に導いた。「相手もエースだし、そう多くは点は望めない。取られたとしても、最少失点でしのぐのを考えた」と胸を張った。

 一回に先頭からの3連打で簡単に先制を許したが、4番・中田との勝負が分岐点となった。無死一、二塁から外角のカットボールで遊ゴロ併殺打。三回は2死一、二塁からカットボールを4球続けて意識させた後、152キロの速球で空振り三振。これで波に乗り、四回以降は無安打無四球と盤石だった。

 防御率は1・91で堂々のリーグトップに躍り出た。「この勝ちを一つの自信にして、次に向かっていけたら」と勇ましく言った。

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